紳士服オーダー工場 ジェンツ

GX blog編集部のフクノブです。

前回投稿でノンさんよりGXスーツの紹介がありましたので、

今回は弊社が窓口となってスーツを縫製してもらってる工場のジェンツのご紹介をしようと思います。

ジェンツは福島県の飯坂温泉の手前にある、福島交通飯坂線の平野駅より徒歩2~3分の所にあります。

福島ではジャケットとベストの縫製を行い、パンツは埼玉県春日部市で縫製を行っております。

有名百貨店や大手アパレル、全国のテーラーのスーツを請け負っており、およそ300の工程を掛けて、

日産150着の生産を誇っております。

そんなジェンツさんの縫製工程を簡単ではありますがさらっとご紹介します!

 

データ入力

お客様の寸法やデザインが記入されたオーダーシートを1枚ずつチェックし、データ入力していきます。

毎日100着以上のオーダーが到着しますので、間違いない様、2重チェックを行いながら数名で行われます。

生地のチェック

お客様からお預かりした生地を、地のし(縮絨ともいいますが、水に浸して生地縮めます)を行います。

裁ち台に広げ、キズ汚れのチェックをしながら、ストライプやチェックの柄が合う様に折りたたみます。

CAD型入れ

最初に入力したデータの型紙が作成され、型入れを行います。

ジェンツは高級紳士服を謳ってますので基本的には一方方向での裁断が原則です。

裁断

型入れしたデータでCAMにて自動裁断を行います。

チェック柄に関しては、1着ずつ丁寧に手裁断を行います。

縫製前準備

裁断後のパターンに芯を貼ったり、ポケットの袋地を集めたり

縫製前の準備が行われ、縫製工程に入っていきます。

縫製

ミシンだけでも、各箇所専用のミシンがあります。

ボタンホールミシン、芯据えミシン、ハ刺しミシン、袖付ミシン、まつりミシン、ポケットマシーン、ピンポンミシン等、

見返し、後ろ身頃、衿、袖、前身頃がそれぞれのパーツで縫製され、1着のジャケットに組み立てられていきます。

各工程毎に中間プレスや中間検品を行い、この世に1着の商品が出来上がっていくのです。

仕上げ

縫い上げられた商品を、縫製検品を経て、

様々な箇所毎(見頃・袖・肩・衿・アーム)のプレス機で丁寧にプレスされ

立体的なジャケットが出来上がります。

検品

最終検品と検針を行い無事出荷となります。

出荷された商品は弊社ヤマモトにて改めて検品やプレスを行いお客様に納品しますので、

より安定した商品と安心をお客様にご提供できていると自負しております!

 

 

かなりざっくりなご紹介となりましたが、

ジェンツは職員約150名、ミシン各種250台、プレス機50台を駆使して

日産150着を世に送り出しております。

オーダースーツ工場の中でも、体型補正やデザイン変更等の項目も多く、

納期も3週間で仕上がります。

 

オーダースーツ工場を探されてるテーラー様、アパレルメーカー様、セレクトショップ様に

きっとお役にたてるかと思いますので是非弊社までご連絡下さい。

 

その他、メンズスーツやレディーススーツ、ドレスシャツ、ジャージースーツ、コートなどの縫製サービスについてのお問い合わせは株式会社ヤマモト縫製部まで、お気軽にお問い合わせください。