モノ作りココが拘り!!~ヤマモトアトリエ謹製~剣蝶タイ編

毎度お世話になっております。

GXblog編集部の鈴木です。

今回は、剣蝶タイについてご紹介したいと思います。

前回の蝶タイのご紹介ページはこちらです。https://gxblog.excy.co.jp/hand-made-a-bow-tie-2/

弊社では、お客様よりお持ち込みの生地でのオーダー依頼を承っております。

剣蝶タイもたくさんのオーダーを頂きますが、ポップな柄の生地でオーダーを頼まれるお客様が多く、こんな生地で?こんな柄で?と驚くことがしばしばです。

素材に関しては、シルク素材、裏地、デニム、スーツ生地、レザーまで様々なもので依頼が参りますので、羽のどの位置に柄を入れるのか?控え分量はどのくらいが適切か?

等、どうしたら満足して頂ける商品を提供できるかを1オーダー毎に考え、ものづくりに励んでいます。

簡単ではありますが、どのように剣蝶タイ作り作業しているのかご紹介致します!!

 

◆剣蝶タイ要尺

 

剣蝶タイの要尺は、蝶タイと変わりません。

5cm×11.5の大きさで54cmで足りてしまいます。

首周りなどの指定がある場合は変化しますが、基本の要尺は55cmになります、

ただ、首紐を横地で取ることで要尺は節約できます。

横地の場合は、要尺35cmで足りてしまいます。

要尺は最小限に済ませられるように努めています。

※生地幅50cm以上の場合のみ

 

◆剣先処理

 

剣先の処理は、表地は漉かずに芯地のみを漉きます。

剣先縫い目の2mm内側まで漉くことにより、表にひっくり返すと綺麗に剣先が出てきます。

◆蝶タイ三つ折りのバランス

 

剣蝶タイの羽部分は、三つ折りをして羽を作ります。

羽の折り込みは均等にし指定された大きさに調節をします。

折り込み量が違ってしまうと羽のバランスが崩れてしまうため、慎重に作業をしております。

 

 

いかがだったでしょうか?今回、剣蝶タイついて書かせて頂きました。

先程ご紹介できなかったのですが要尺が足りない場合は、羽の中心部分に接ぎ目を作り対応をしており、少ない要尺でも対応可能です。

蝶タイというアイテムは、イベントや、特別な装いの際に着用される事が多い、思い入れの強いアイテムですので、着用されるお客様に満足して頂けるよう日々工夫し、考えものづくりに励んでおります。

他社様で断られた様々な素材などチャレンジいたしますので、是非ご相談下さい。

 

その他、メンズスーツやレディーススーツ、ドレスシャツ、ジャージースーツ、コートなどの縫製サービスについてのお問い合わせは株式会社ヤマモト縫製部まで、お気軽にお問い合わせください。

 

 

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