今回はコーデュロイ生地について書いていきます。
呼び方どっち?
コーデュロイ
コールテン
上記のような呼び方で聞いたことはありませんか?
調べてみるとどちらの用語を使っても、同じ生地を指すことが多です。
ただ、スパッツがレギンスに変わったように、現在では【コーデュロイ】の方がよく使われているでしょう。
※……コールテンは少し死語入ってるかもしれません(._.)若い方向けのショップだったら通じないかも…
昔から秋冬の定番生地として使用されていますね。
それは作りかたの特徴から保温性に優れているからなんです。
現在でも秋冬のファションアイテムに使われています。
帽子やバッグなど、小物アイテムでも使われているのを見かけますね。
どうやって作られてるの?
コーデュロイはパイル織物の一種です。
縦織りで、独特の畝が特徴です。
コーデュロイはパイル織りした後、パイルをカットし水洗いをして畝を出して毛並みを作ります。
色はその後に染めたりして、結構手間がかかっています。
よく似ている物で【ベッチン】がありますが、織り方が違います。
ベッチンは横織りで、畝はありません。
更に【ベロア】も似ていますが全く違うものです。ベロアは編み物です。
編み物と織物の違いについては過去の記事を御覧ください♪
特徴
この畝の幅(ウェール幅)が違うことによって雰囲気が違ってきます。
また、独特の光沢感によって印象がかわります。
光沢感が強く畝の幅も細いものだとキレイめな印象になります。
畝が太くあまり光沢がないとよりカジュアル感が強くなります。
個人的にそれぞれの特徴を持ったパンツを持っていますが、かなり印象が違います。
また保温性に優れているのは生地を起毛させていて、体温から出た熱を逃がしにくくしているためです。
まさに秋冬に適した生地だと言えます。
この少し寒くなってくると、コーデュロイ生地でのオーダーが増えてきます。
コーデュロイの生地でもジェンツさんは縫製可能です。
季節感も出ますし取り入れたくなりますよね。
※生地が厚すぎたり、畝が太すぎるものは縫製不可の場合もありますので、是非ご相談下さい!
その他、メンズスーツやレディーススーツ、ドレスシャツ、ジャージースーツ、コートなどの縫製サービスについてのお問い合わせは株式会社ヤマモト縫製部まで、BtoB向けオーダーブランド【GX】展開中です。
縫製部の福田です。
銀座のテーラーにて職人見習いを経てヤマモトに。