2023年4月号_GXニュースレター ~春本番オーダーシャツが絶好調~

GXBlog編集部のフクノブです。毎月新しいNewsをお届けする【GXニュースレター】。2023年4月号です。
オーダーアイテムの受注窓口を行っている現場から、オーダースーツ市場の最新状況をお伝えしていきます。

【2023年3月のオーダー状況】

オーダー受注状況

3月は新生活需要や、夏に向けたオーダーで盛り上がる月ですが、先月より続いているジェンツのパンクが長引いており、納期設定を長めに設定させて頂いている事の影響により、受注数が大幅に落ち込んでおります。納品も予定より遅れてしまい、ご調整をお願いさせて頂いたお客様には大変ご迷惑をおかけしてしまっております。
そんな状況でも、継続しオーダーを頂いておりますテーラー様にはこの場を借りて深く御礼申し上げます。納期設定を伸ばさせて頂いておりますので、4月上旬には設定日より遅れるという状況は解消していく方向になるかと思います。

一方で、これからはシャツの季節という事で、オーダーシャツが絶好調です。弊社としては、過去最高となるオーダー数を記録しております。個人様オーダーも増えてますが、小ロットとして既製品としてオーダーが増えてます。
素材としては、リネン素材のオーダーも数多く見受けられますし、ジャージー素材のものも、少しずつ増えてきております。

弊社が在庫してもっているジャージー生地66620は、適度な光沢と適度な伸縮でとても着易く、価格もお手頃でリピート率も高いです。


開衿シャツのトレンド

少し前から流行の兆しがあった開衿シャツですが、オーダーでも目立ってきました。弊社提携オーダーシャツ工場では、レーヨン素材の縫製も可能ですので、アロハシャツな雰囲気のものもオーダー可能です。

引用元:https://otokomaeken.com/

上記画像は上がりの参考画像ですが、ジャージー素材で仕立ててます。※スナップ仕様は特注仕様です。これからの季節に、着こなしの幅も広げれるご提案にしてみてはいかがでしょうか。


AK1800(キュプラ)在庫状況

弊社サービスの現在(2023.03.31)の在庫状況になります。

ジェンツ
現在の品切れは、
6・14・17・18・19・22・25・27・28・29・30・31・45・47・48・49・51・53・54・55・500
21色使用不可となっています。
月末になり、一気に品切れが増えました。残りカラーも減ってきておりますので、工場在庫のポリエステル裏地か、AK3980(キュプラ50%・ポリ50%)もご利用ください。
AK1800の復活は、秋頃に徐々に復活が見込まれております。



ヤマモトのオリジナル裏地、【AKXシリーズ】をご活用頂ければと思います。
ペイズリーや、迷彩、小紋柄等のキュプラ100%のジャガード裏地です。


ジャージー&サファリ&レザー&レディース&裏地販売分
こちらに関しては、在庫がある品番をお伝えする方が早い状況です。
在庫有り色番が、2・10のみになっております。



オーダーサービス加工賃値上げ

GXジャージーオーダー・GXサファリ・GXウィメンズ加工賃改定


GXジャージー・GXサファリ・GXウィメンズを縫製する工場の体制が変わり、急なお願いとなってしまいましたが、4月受注分より価格改訂をさせて頂きます。お得意先様は詳細を既にご連絡させて頂いておりますのでご確認頂ければと思います。

昨年より生産体制が安定せず、納期等でご迷惑をおかけしておりますが、より良い環境を整えれる様、縫製部としても改善していく所存ですので、引き続き宜しくお願い致します。


オーダー商品配送価格値上げ

ヤマト運輸の値上げが急遽決定しました。大凡10%程度の値上げとなりました。
縫製部としては、全てのオーダー商品の配送時、実費でのご請求をさせて頂いております。
改訂時期は、現在ヤマトさんと交渉中ですが近日中になりそうです。価格表に関しましては、改めてご連絡させて頂きます。
佐川急便やアクロス等の配送便は現時点での予定はございません。


オススメ生地バンチ

LUXURY&RELAX JERSEYS



鷹岡の新作春夏バンチ。LORO PIANA社、DONDI社、V.B.C社のジャージー素材やサッカー素材などセットアップ向けに編集されております。コロナ開けにはピッタリの春夏らしい爽やかな色目の生地が揃います。ジャージーが主流化してきた昨今に欠かせないバンチとなりそうです。
バンチ全貌動画 :https://www.instagram.com/p/CpeFPXcAxma/?hl=ja

バンチのご注文も承れますのでお気軽にお申し付けください。

【指貫】


テーラー様が使用する道具類、鋏、メジャー、指貫と色々ありますが、拘りをお持ちの方も多いのではないでしょうか。私も挫折しましたが前職で職人見習いをしている際には、上記画像の指貫を使っておりました。925シルバーで指のサイズに合わせて作るオーダーメイド品なので、イニシャルも入ってます。その分愛着もあり、現在も簡単な針仕事の時は使用しています。

調べてみると、日本でこの形状が多いみたいです。
本場イギリスのテーラーでは指先にフィットする様な、下記画像の様なものが主流の様です。

その他、指貫はバリエーションが多く、縫製するものの使用用途によって、素材や形状が変わりコレクターさんもいる様です。

こちらが多く使用されてる一般的なもの
陶磁器のものもあります。あのウェッジウッドからもたくさん販売されていた様です。

アンティークの芸術作品の様なもの
指になじみやすい実用的なシリコン製のもの
革製のもの

道具としてだけでなく、装飾品的な様々なデザインで見てるだけでもワクワクしますね。


現在、日本で入手出来る一番のオススメはこちらです。ヤマモトオリジナルの純銀指貫。

Apparel X及びヤマモトにて販売中です。

シルバー925を使用、指によく馴染み、さらに外形上が”厚みのあるかまぼこ型”で針あたりがよく、”針穴の形状が丸い”ので滑りにくくなっております。東京洋服技能士会監修の元、フォルムにこだわりを持ち、試行錯誤を重ね、つなぎ目を最大限なくし、作り上げました。最高級の指貫です。


以上如何でしたでしょうか。
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メンズスーツやレディーススーツ、ドレスシャツ、ジャージースーツ、コートなどの縫製サービスについてのお問い合わせは株式会社ヤマモト縫製部まで、BtoB向けオーダーブランド【GX】展開中です。