みなさん、こんにちは。
GXBlog編集部のフクノブです。
今回はオーダースーツの採寸の際に使用するサイズゲージのご紹介です。
全国には、たくさんのテーラーがありますが、各お店によって採寸方法が異なります。
こらからテーラーを起業される方には、サイズゲージの作成がオススメです!
採寸方法(フィッティング)
・お客様のヌード寸法を採寸し、適正なサイズを導き出し、体型を見てクセを読み取る。
・お客様にサイズゲージを着用して頂き、ピン等で体に合わせて調整していく。
大きくは2つの方法がほとんどだと思います。
最近では、AI技術の発達で自動で全身の寸法がとれるものが出てきて流行してますね。
しかしながら、そういったものを導入するには多額なコストがかかりますし、
仕立てるという行為自体がオーダースーツの醍醐味でもありますので、
お客様にとっては、テーラーから直接採寸して欲しいというのが消費者意識ではないでしょうか。
そこで、
テーラー様は採寸も容易に、お客様は着用しながら形をみれて満足なサイズゲージでの採寸をお勧め致します。
サイズゲージとは
読んで字の如く、サイズサンプルですね。
既製品のS・M・L・LLの様に、基本となるサイズで予めスーツを作成し、
お客様に着用してもらい、それをもとにサイズ調整や体型補正を行っていきます。
弊社が窓口業務を行っているオーダー工場ジェンツでは、
Y体・A体・AB体・BE体・O体を各30サイズ以上構えており、150程のサイズ展開がありますので
業務を行いやすいサイズをお選び頂けれ良いかと思います。
お店の規模によってきますが、大体のお得意様はY体もしくはA体で5~10着程のサイズをご用意される事が多いです。
また使用素材ですが、体型のクセが見やすい様に、ストライプもしくはチェック柄で作成するのがお勧めでございます。
運用方法
それぞれの設定寸法がありますので、お客様のバスト・ウエスト・ヒップのヌード寸を採寸し、
一番近いサイズゲージを着用して頂きます。
着用した状態で、ジャケットであれば着丈・袖丈・身幅、パンツであればウエスト・股下などを、お客様の体型に合わせ、ピンで留めていきます。
希望も伺いながら形にして頂けるので、お客様にとっても鏡越しの視覚的に確認出来る為、イメージも膨らみ非常に満足度もあり、
より完成度の高いスーツを作れるかと思います。
まとめ
以上がサイズゲージのご紹介です。
これからスタートするテーラー様には、採寸に対しても取っ掛かり易く、店頭サンプルとしての役割も果たしてくれます。
またゲージ作成に関しては、サイズはマスターサイズそのままの生産ですので、工場にとってもサイズ調整等の手間が省かれる為
通常オーダーより少しお値引きでのお仕立てが出来る為大変お得です、是非ご検討下さい!
メンズスーツやレディーススーツ、ドレスシャツ、ジャージースーツ、コートなどのオーダー縫製サービスについてのお問い合わせは株式会社ヤマモト縫製部まで、お気軽にお問い合わせください。

縫製部の福田です。
銀座のテーラーにて職人見習いを経てヤマモトに。