オーダースーツの採寸・体型補正マニュアル|新規開業の為の接客・採寸の基礎を学べるホワイトペーパー

以前、弊社では「オーダースーツ事業の開業を検討されている方向け」に、ホワイトペーパー第1弾を作成しました。オーダースーツ店を開業したい方、独立を検討されている方、他業種から新たにオーダースーツ事業へ参入したい企業様に向けて、仕事内容や必要な知識、工場とのやり取り、生地・資材の手配などをまとめた資料です。

そして今回、ホワイトペーパー第2弾として、オーダースーツ販売において重要なテーマである「採寸・体型補正マニュアル」を作成しました。



オーダースーツで差が出るのは「採寸」と「補正判断」

オーダースーツでは、肩幅、袖丈、着丈、胸囲、腰囲、尻囲、股下など、お客様の寸法を正しく測ることが基本になります。

しかし、実際の現場では、寸法を測るだけでは十分ではありません。同じ身長、同じ胸囲、同じウエスト寸法であっても、姿勢、肩の傾斜、胸の出方、背中の丸み、ヒップの形、脚のクセによって、仕上がりの見え方は大きく変わります。

つまり、オーダースーツにおいて本当に難しいのは、採寸した数値をもとに、どのような体型補正を入れるべきかを判断することです。この判断ができるかどうかで、仕上がりの美しさや着心地、お客様の満足度は大きく変わります。



体型補正は、経験者でも悩みやすい分野

体型補正は、オーダースーツ販売の中でも特に習得が難しい分野です。何年もオーダースーツに携わっている方であっても、補正の判断に迷うことはあります。

たとえば、ジャケットにシワが出た時、それが撫肩・怒肩によるものなのか、前肩によるものなのか、胸の厚みや背中の丸みによるものなのか、判断が難しいケースがあります。スラックスでも、ヒップ周りのシワ、股下の食い込み、脇線の流れ、センタークリースのねじれなど、見た目に現れる症状は似ていても、原因が異なる場合があります。

原因を正しく理解しないまま補正を入れてしまうと、別の箇所に新たな不具合が出てしまうこともあります。そのため、体型補正は単なるテクニックではなく、人体・型紙・縫製・着用感を総合的に理解する必要がある分野だといえます。


資料内容について

今回の「採寸・体型補正マニュアル」は、オーダースーツ販売をこれから始める方や、採寸・補正の基礎を改めて整理したい方に向けて作成しました。

資料は大きく分けて、**第1部「採寸のやり方」**と、**第2部「体型補正」**の2部構成です。

第1部では、ヌード採寸と出来上がり品のスーツ採寸について、基本となる測り方や注意点をまとめています。お客様の身体寸法を正しく把握するだけでなく、既存スーツや参考品からフィット感・シルエットを読み取るための実務的な内容です。

第2部では、採寸値だけでは判断しきれない体型のクセを見極め、工場へ適切な補正指示を出すための考え方を整理しています。側面体型、肩の傾斜、ジャケットやスラックスに出やすい体型の特徴など、オーダー現場で迷いやすいポイントを中心にまとめています。

採寸の基本から、体型を見極めるための視点まで、現場で使いやすい実務資料としてご活用いただける内容を目指しました。


この資料をおすすめしたい方

今回の資料は、これからオーダースーツ販売を始める方だけでなく、すでに販売を行っているものの、採寸や補正の考え方をもう一度整理したい方にもおすすめです。

特に、販売スタッフが複数名いる店舗様では、採寸方法や補正判断が人によって異なると、仕上がりやお客様への説明にばらつきが出やすくなります。新人スタッフへの教育資料としてはもちろん、既存スタッフの知識確認や、店舗内での共通言語づくりにもご活用いただける内容を目指しました。

また、オーダースーツ事業を新しく始める際は、商品知識や接客だけでなく、工場へ正しく指示を出すための基礎知識も必要になります。お客様の体型を見て、どのような補正が必要かを判断し、それを工場に伝える。この流れを理解することは、オーダースーツ販売における大切な土台になります。


採寸前の「体型観察」が仕上がりを左右する

今回の資料で特に大切にしているのが、採寸前の体型観察です。

お客様に自然な状態で立っていただき、正面、側面、後ろ姿を見ながら、体型のクセを確認します。肩の力が入っていないか、姿勢が反っているのか前傾しているのか、肩先が下がっているのか上がっているのか、背中が丸いのか、胸が張っているのか。こうした特徴を見極めたうえで採寸を行うことで、単なる数値合わせではなく、その方の体に合わせたオーダースーツづくりに近づきます。

オーダースーツは、採寸値通りに仕上がっていても、体型のクセに合っていなければ、美しく見えないことがあります。だからこそ、数値と見た目の両方を確認し、必要な補正を判断することが重要です。



体型補正を学ぶことで、接客の説得力が上がる

体型補正の知識が身につくと、単に失敗を防ぐだけでなく、お客様への説明力も高まります。

たとえば、「なぜ肩回りにシワが出やすいのか」「なぜ胸回りがきつく感じるのか」「なぜ背中に余りが出るのか」「なぜパンツの後ろ側にシワが出るのか」といった説明ができるようになります。

お客様は、自分の体型の特徴や、既製品で合いにくい理由を説明されることで、オーダースーツの価値をより理解しやすくなります。ただ寸法を測って注文を受けるだけではなく、体型を見ながら「この方にはこの補正が必要です」と提案できることは、テーラー様にとって大きな強みになります。


ダウンロードページのご案内

今回の採寸・体型補正マニュアルは、専用のダウンロードページからご覧いただけます。

ダウンロードページでは、「オーダースーツの採寸・体型補正を正しく身につけられる、現場で即使える実務マニュアル」として、新たにオーダースーツ販売を始める方、採寸・体型補正の手順を体系的に学びたい方、スタッフ教育にお悩みの店長・マネージャー様に向けてご案内しています。

ページ内では、資料の目次や対象となる方も確認できます。内容をご確認いただき、必要事項をご入力のうえ、ぜひ資料をご活用ください。

採寸・体型補正マニュアルをダウンロードする



テーラー様・オーダースーツ店様のベストパートナーを目指して

近年、以前と比べるとオーダースーツ事業への新規参入は落ち着いてきた印象もあります。しかし、それでも独立を目指す方、新しくテーラー事業を始めたい方、既存店舗の新サービスとしてオーダースーツを取り入れたい方からのご相談は今もございます。

一方で、オーダースーツ事業は、始める前には見えにくい難しさも多い仕事です。採寸、体型補正、工場への指示、生地の選定、裏地やボタンなどの資材手配、納期管理、お客様への説明など、覚えるべきことは多岐にわたります。


オーダースーツ事業を始める際に、不安になりやすいのが初期費用や契約条件です。

「まとまった数量を発注しないといけないのではないか」
「契約金が必要なのではないか」
「在庫を持たないと始められないのではないか」
「生地や資材の仕入れ先を自分で探さないといけないのではないか」

このような不安を持たれる方も多いと思います。

弊社では、1着からオーダー対応が可能です。契約金や、決まった数量のお約束も必要ありません。そのため、これからオーダースーツ事業を始める方や、既存店舗の新サービスとして取り入れたい方にも、比較的リスクの少ない形でスタートしていただけます。

また、スーツの縫製だけでなく、生地、裏地、ボタン、ファスナー、芯地など、アパレル資材の手配もワンストップでご相談いただけます。オーダースーツ販売では、縫製工場の手配だけでなく、使用する生地や副資材の選定も重要になります。こうした部分までまとめて相談できることは、特に新しく事業を始める方にとって大きな安心材料になるのではないでしょうか。

株式会社ヤマモト縫製部では、オーダースーツ、オーダーシャツ、ジャケット、パンツ、コートなど、テーラー様・アパレル様向けの縫製サービスを展開しています。また、BtoB向けオーダーブランド「GX」を通じて、テーラー様の事業をサポートしております。

表に立つのはテーラー様であり、弊社はあくまで黒子として、工場・生地・資材・知識面から支える立場です。テーラー様がお客様により良い一着を提案できるよう、実務に寄り添いながらサポートしていきたいと考えています。

オーダースーツの開業を検討されている方、採寸や体型補正に不安がある方、工場や資材手配でお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。



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