GXBlog編集部のフクノブです。
毎月新しいNewsをお届けする【GXニュースレター】。2022年4月号です。
オーダーアイテムの受注窓口を行っている現場から、オーダースーツ市場の最新状況をお伝えしていきます。
目次
【2022年3月のオーダー状況】
🌸オーダー受注状況
春の立ち上がりの3月。途中まで蔓延防止対策がありましたが、例年らしい盛り上がりが見られました。ただ、コロナ前には戻らないという通説の様に、日々業務を通し、少し物足りない実感でした。受注数としても2019年度に少し届かないといった状況です。
受注内容としては、春らしく、シャツオーダーが急増しております。シャツ工場もコロナの影響で操業制限しており、納期を少し長めに頂いておりましたが、3月より改善方向に向かっております。
ドレスTシャツや、ハーフパンツといったオーダーもちらほら受注しております。
継続し好調なのは、オーダーネクタイです。新規の問い合わせやリピートも多く人気商品となっております。
参考記事:オーダーネクタイ受託縫製~芯なしタイ・セッテピエゲ仕立ても~
🌸花菱工場廃業による影響
昨年末にイージーオーダー工場の花菱さんが廃業したことにより、利用されていたテーラー様からも弊社に問い合わせを多く頂きます。弊社が窓口を行っている、ジェンツ・御幸にて実際にオーダーを頂く事もございます。花菱さんはデザインバリエーション・補正範囲が広く、かなり融通が利くサービスだった様です。ジェンツも昔は様々なご要望に応えておりましたが、イレギュラーに対応する事で生産効率が著しく落ち、決められた納期と数量を守れなくなる為、現在では制限させて頂いている事も多いです。
ですので、様々なオーダーが盛り込まれたご注文を確認し、出来る事と出来ない事をテーラー様とすり合わせながら進行しております。工場でも出来る限りお客様の要望に応えたいという気持ちで対応してくれておりますので、イレギュラーであっても交渉してみますので、是非一度お問い合わせ頂きます様お願い致します。
【OEM案件】
🌸既製品シャツ
3月は、シャツ既製品のご依頼がありました。ブランド様やセレクトショップ様のオリジナルシャツのご依頼です。弊社提携のオーダーシャツ工場は、幅広い素材に対応する事が出来、ドレス・カジュアル共に安定した品質でご提供出来るのが最大の強みです。
百貨店オーダーシャツをメインに受託している事もあり、カジュアルシャツでも高品質な製品に仕上がります。
・オーダーシャツシステムを活用した生産
パターンや資材を手配不要で簡単にオリジナルシャツを作る事が出来ます。衿型60種類以上、サイズバランスは指定寸法で、細かなディテールデザインも工場で変更可能です。生産に必要な仕様書も不要で、簡単なオーダーシートの記入で生産出来ますので、主にセレクトショップ様のオリジナル商品としてご利用頂いております。
参考記事:プルオーバーシャツもオーダー出来ちゃいます~GXシャツファクトリーの縫製可能範囲の広さ、そして深さのご紹介~
・お持ち込みパターンでこだわりの商品を生産する事も出来ます
デザイン・パターンはお客様にご用意頂き、芯等の付属類を弊社で手配して生産致します。
着数によって価格は変動致しますが、30着~程度からお受けさせて頂きます。
【トレンド情報】
🌸紳士の下着
昨年ワコールさんから、レースを使用した男性用のボクサーブリーフがリリースされ予想以上に売れており、ヒットしている模様です。
皆様は下着へのこだわりお持ちでしょうか。あなたはトランクス派?ブリーフ派?と言われていたのも今は昔。現代の主流は、ボクサーブリーフが長きにわたり定着していますね。百貨店の下着売場でも様々の商品が並んでます。
下着の歴史は簡単な流れでいうと、褌・猿股→ブリーフ→トランクス→ボクサーパンツ。
1990年代中頃にカルバンクラインのボクサーブリーフが登場、腰パンブームと相まって一世風靡し定番化し現代に至ります。

様々な素材やデザインで、リリースされ続けてるボクサーブリーフですが、ジェンダーレスなこの時代に発売されたのが、このレース素材のボクサーブリーフです。

見た目のセクシーさのインパクトもありますが、通気性が良い事、シームレスな為パンツにあたりが出ない等、機能面でメリットがあります。
ここ最近のメンズコスメの広がりもありますし、時代が確実に変わってるなと実感しております。
普段身に付ける事のないレース素材、皆様も一度試してみては如何でしょうか。新しい世界が広がるはずです。
【今月の活動報告】
🌸ファッションワールド東京 ファッションDX EXPO出展
グループ会社のApparelXとしてファッションワールド東京に出展させていただくことが決定いたしました。サプライヤーのオークラ商事・ヤマモトと合わせての出展となります。
- 2022年4月6日(水) 〜 8日(金)
- 東京ビッグサイト
- ファッションDX EXPO内
ApparelXとしては、資材としてのサスティナブルな商品と、DXを推進するサービス群をご紹介させて頂きます。
我が縫製部は、現オーダーサービスや、最近急増してるOEM改めて皆様にご紹介させて頂きます。
【TVの中のスター】

「事件は会議室で起こってるんじゃない、現場で起こってるんだ」
ミレニアム世代でなければ、誰もが知っている名台詞だと思います。
今回は、「踊る大捜査線」の織田裕二が演じる青島刑事です。
「青島です。都知事と同じ青島です。」という自己紹介も時代を感じますね。
青島刑事といえば、そう、赤いネクタイとスーツの上から羽織ったモッズコートですね。
もともとモッズコートは、米軍のM-48、M-51といったフィッシュテールコートを、60年代のロンドンの「モッズ」と呼ばれる若者が、仕立てた高価なスーツをスクーターの排気ガスやその他の汚れから守るために好んで着た事から、モッズコートという通称がつきました。(毎晩のクラブ通いなど、酔っ払って路上で寝るみたいなときにも役に立ったようです)
ミレニアム世代には「セカオワコート」の方が通じるのかもしれません。
ここは推測の域を出ませんが、60年代のイギリスは、文化的にも経済的にも勢いがあり、「スウィンギングロンドン」等と言われたりします。「英国の高級な仕立てのスーツを汚れから守るには、アメリカ物の安い軍モノコートで十分」、、、そんなメンタリティーが皮肉にも「モッズコート」という通称を後世に残すことになったのかもしれません。
話が逸れてしまいましたが、このコートは、織田裕二さん本人がチョイスしたとかしないとか、、、。
青島刑事の飾らない性格と、泥臭い所轄の刑事像、そしてアクティブなイメージが、このモッズコートに見事にハマったのかもしれません。
また、スーツの上から軍モノのコートというのは、きっちりしたドレススタイルからは外れます。このハズしの着こなしが違和感を演出し、青島刑事の存在を際立たせているのでは無いでしょうか。
以上如何でしたでしょうか。
商品・サービスの詳細はお気軽にお問い合わせください。
メンズスーツやレディーススーツ、ドレスシャツ、ジャージースーツ、コートなどの縫製サービスについてのお問い合わせは株式会社ヤマモト縫製部まで、BtoB向けオーダーブランド【GX】展開中です。

縫製部の福田です。
銀座のテーラーにて職人見習いを経てヤマモトに。