今回はヤマモトの検品体制について書いていきます♪
ヤマモトの検品体制
ヤマモトでは各工場さんから商品が届いたら、それぞれのルールに沿って検品をします。
弊社のような窓口業務をする会社では取次業務だけで、検品はせずに出荷、というところも少なくないです。
基本的には工場さんでも検品は行われているので、弊社ではしなくてもいいのですが念には念を入れて行います!
万が一トラブルがおこってもすぐに工場に戻すことが出来ます。
お客様によっては遠方の方もいますので、少しでも早くトラブルに気づくのも大切です。
その後の対応が変わってきますしね!
検品スタート
工場それぞれで違いはあるのですが、共通事項について書いていきます。
◆寸法◆仕様◆縫製◆見栄え
上記4点を確認していきます。
寸法
各工場によって許容範囲内の誤差設定というのがあります。※生地によっても伸縮性があったりするので違います。
それに従いながら希望の寸法通りか確認していきます。
仕様
基本仕様通りなのか、特殊な指示が行われているのか確認していきます。
この時に有料オプションがしっかりと行われているのかもチェック対象です。
縫製
縫製の技術面での確認をしていきます。単純な糸の不始末から、縫いがツレてしまっている部分などを確認していきます。
見栄え
配送中などについてしまったシワや、裏地が表にひびいてシワになっている部分などをプレスしていきます。
検品に欠かせないアイテム
メジャーや糸切りバサミなどは当たり前ですが、弊社には縫製工場でも使用される、『バキューム付プレス台』があるのです!
このプレス台があれば、シワも簡単キレイに伸ばせます!
常に蒸気が出るようになっていますので、すぐに使用できて時間も短くてすみます♪
多いときには一日で何十着と検品しますので、このプレス台が非常に役立っています。
※このプレス台が入る前はアイロンを温めて、蒸気が出るようにして……とかなり時間がかかっていました(^_^;)
以上になります。
検品後はご希望のお引取り方法でご案内していきます。
意外と時間を掛けて検品していたりします♪
メンズスーツやレディーススーツ、ドレスシャツ、コートなどの縫製サービスについてのお問い合わせは株式会社ヤマモト縫製部まで、お気軽にお問い合わせください。
縫製部の福田です。
銀座のテーラーにて職人見習いを経てヤマモトに。