こんにちは
今回はドレスシャツについて書いていきます。
誤魔化しが効かない……だけど
こだわって自分にピッタリのシャツとはどんなシャツでしょうか?
生地?
寸法?
細かいディテール?
現在のスーツに合わせて着るドレスシャツは服ですが、ドレスシャツの起源は肌着だといわれています。
※詳しくは ↓ の過去記事を御覧ください!
シャツは肌着……現代でも肌の上に直接着ることが多いですよね。
ということでシャツの寸法取りは難しく、肌の上に直接着るので少しの違和感でも感じやすく「失敗の誤魔化しが効かない」と言われています。
ただそのかわり、寸法バッチリで質の良い生地を使用すれば、当然着心地もよいので「既製品には戻れない」と感じる方も少なくありません。
※そして縫製(工場)も良かったら最高ですね。
「誤魔化しが効かない」なんて怖い言葉ですが、こだわって作製すればリピーターになってくれる可能性もあるので、テーラー様としてはチャレンジする価値はあると思います。
こだわりのディテール
これがあるとワンランクUP!というディテールを紹介します♪
スプリットヨーク
袖後付け
ガゼット
などなど……他にも細かいものはいっぱいありますが、上記の3点をご紹介していきます。
スプリットヨーク

ヨークは効率的に縫製を回すために一般的であればパーツ1枚で仕上げます。
しかし、画像のように背中心の部分で縫い合わせ、肩の傾斜に合わせてパーツ2枚で仕上げる仕様を「スプリットヨーク」といいます。
これは生地の伸縮性を生かして肩の傾斜に合わせることで動きやすくするためです。
袖後付け

袖と脇(見頃)の縫い付けをする時にわざと袖を前に振って、ずらして縫い付ける事を「袖後付け(セットイン)」です。
人間の腕はまっすぐ腕をおろしているように見えても少し前に出ています。
袖を後付けすることによって体が動かしやすくなります。
見頃と袖の縫い目がきれいに続いているものは工程上縫いやすいので、既製品に多いです。
ただ、この手間のかかる工程を入れることで、上質な商品の証になります。
ガゼット

シャツの前身と後身を縫い合わせた裾に、縫い目から裂けないように補強布を縫い付けます。
この補強布の事を「ガゼット」と言います。
ガゼットの形は縫製工場さんによって違いはあります。
こちらも無くても着用には問題ありませんが、ほつれにくく裂けにくくなります。
リピーターを作ろう!
上記のようなオプション等で、ただのシャツからテーラー様ごとの色を出していくのもいいですね。
「○○○オプションは基本使用として付ける」と決めているテーラー様もいらっしゃいます。
他にもいろいろな要望にお答えできると思いますので、是非チャレンジしてみてください!
過去にもシャツについての生地をUPしております。どうぞ下記のリンクも覗いてみてください!
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縫製部で生産管理しています。
元販売員。