GXBlog編集部のフクノブです.

新オーダーサービス【オーダードレスTシャツ】が、オーダースーツ業界専門紙Bespoke News様に掲載頂きました。

参考記事：ドレスTシャツオーダー受注します～全国のテーラー様向け～

オーダードレスTシャツスタート【繊維ニュースさんに取り上げて頂きました】

まだまだオーダー業界に少ないTシャツオーダーですが、業界初ではないですがやっと2020年10月にデビューさせる事が出来ました。

今回のTシャツオーダーの最も拘ったポイントは、型紙も然ることながら、やはり生地です。

 

スビン綿を使用したフライス素材

スビン綿とはインド南部の限られた農家で栽培されている綿花です。原料の発祥としてはインドの在来種のスジャータ綿と、シーアイランドコットンを掛け合わせて生まれたハイブリッド原料になります。通常世間で言われる高級綿（海島綿・ギザ綿等）の内の一つの品種です。

上記2種綿とのより大きな違いは、繊維長が長く/細いので柔らかさ・光沢感・ヌメリ感（カシミヤの様な）です。

スビン綿は、柔らかすぎず、肌に触れるカットソー生地にはとても相性が良いのです。原料自体も育成にも手間がかかり、一つ一つ手摘みで収穫されているため生希少性も高い綿花でございます。

そのスビン綿の35番を引き揃えて使用し、19Gの編み機（適正番手は35/-）で編んでいるため、より良い柔らかさ・キレイな見え方（糸の綺麗さ、目の立ち方）、生地の張り感があるため、フライスであるのに天竺のように身生地で使えるのが特徴な生地です。糸自体の風合いがとても良いので、生地を柔らかくする加工等は行ってないので、洗濯していっても風合いの良さはキープ出来ます。

地肌が透けない厚みにした事により、既成品では見かける事のない重厚感があり、着用すると生地のキックバック性もありますので、ホールド感がなんとも心地よい素材となります。是非お試し頂ければこの素材の良さをご理解頂けるかと思います！

 

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