2024年3月号_GXニュースレター ~OEM事例、サスペンダー新商品のご紹介~

GXBlog編集部のフクノブです。毎月新しいNewsをお届けする【GXニュースレター】。2024年3月号です。
オーダーアイテムの受注窓口を行っている現場から、オーダースーツ市場の最新状況をお伝えしていきます。


【2024年2月のオーダー状況】

オーダー受注状況

閑散期といわれる2月としては、多くのオーダーを頂けました。通常は週明けに纏まった受注が入り、週末にかけて徐々に減少する流れとなりますが、毎日コンスタントに受注を頂けた月となったのが印象的です。昨年対比としては100%少し上回る結果になりました。昨年2月はかなり好調でしたので、それ同等の受注数という事で良かったのではないでしょうか

受注内容は、春物に移り変わってきていますが、特にウエイトのあるリネンが目に付きます。春を意識した淡い色が多い様です。基本色であれば秋口まで着用出来るので1着は仕立てたいと思う今日此の頃です。その他、コットンパンツ、ブレザーも増えてきております。

昨年同様、中旬あたりからジェンツの納期遅延が発生しました。昨年も同じ時期に大幅な遅延が発生しておりましたが、同じタイミングで遅延を発生させてしまい、納期調整をお得意先様には、お願いをさせて頂きました。ご迷惑をおかけしてしまいましたお客様にはお詫び申し上げますとともにご協力頂きまして有難うございました。

ステージ衣裳の増加

昨年後半より、ステージ衣裳としてのオーダーを頂く機会が増加しております。歌手の方や、役者の方等が多いですが、ビックネームの方々が多いです。オーダーメイドで衣裳を用意出来るのは、予算的な問題なのか、必然的に有名な方になってしまうんだと納得しています。

お会い出来る訳でもないですが、オーダー頂けるとちょっとワクワクします。ただ決まって納期は短くなっておりますので、スーツやシャツ工場に短縮交渉を行いながら、ミスしないでねと祈りながら対応させて頂いております。

受注窓口の現場としては、こういったオーダーが入ると刺激になり、ちょっと気持ちが高揚するので良い経験をさせて頂いております。



【EXCY BLACESのご案内】

弊社フォーマル部の、EXCY FORMALより、EXCY BLACES(エクシーブレイシーズ)がデビュー間近です。
イギリスのサスペンダー「ALBERT THURSTON」の納期が長期化・不安定となっている状況(納期が6~9ヶ月)、物価高の影響を受け価格が上がっていることもあり、お困りのお客様も多い状況から、業界貢献の志を持って、弊社で生産することが決定致しました。
一部のお客様には先駆けて商品をご覧頂き、ご好評を頂いております。

まずは、2in1の1モデルの4色(黒・白・紺・グレー)展開からのスタートとなります。ゴムはサーストンと同じドイツブランドの「ゲバルト」のゴムを使用、縫製は全て弊社アトリエにて1点ずつ丁寧に縫製をしております。
サーストンにも負けない品質と自負しておりますので、是非フォーマルな装いの際のお手伝いをさせて頂ければ幸いです。

これから更に品質を高め成長させていき、他ブランドに負けない商品にしていきたいと思いますので、是非ご使用頂き気になる点ございましたら、ご意見頂ければ幸いでございます。

詳細情報は現在まとめ作業中ですので改めてご案内させて頂きます。





【ファッションワールド東京2024出展】

2024年4月17~19日に東京ビックサイトで開催される、ファッションワールド東京に、株式会社ヤマモトとして出展致します。各部、現在新商品企画を進行しております。詳細情報は、来月号にてご案内させて頂きます。お時間ご都合宜しければご来場頂けます様お願い致します!



【OEM~お客様商品紹介】

ドメスティックブランド様

当社とお取り組みを開始して約1年半ほど経つお客様より、展示会を開かれるということでご案内をいただき、お邪魔させていただきました。ブログ掲載にあたり、快諾いただきましたことこの場を借りて御礼申し上げます。

都内の白を基調としたお洒落な内装スペースで、展示されているアイテムもキラキラしておりました。

当社ではシャツの縫製をお手伝いさせていただいており、衿型(剣先の長さや台衿の高さ)やヨーク巾、芯の硬さにも拘ってご依頼をいただいております。展示会でのご担当者(代表)から、縫製の綺麗さや価格面、納期面で大変ご満足いただいているとのお言葉をいただき、その拘りのご要望にお応えできているのかな、と非常に有り難く存じました。

今後は、ジェンツのスーツも利用したいということで、ぜひ重衣料の縫製サービスでもお手伝いができれば幸いです。今後の益々のご活躍を祈念しております!!

海外アパレルカジュアルブランド様

昨年あたりから海外からのお問い合わせ少数ながら増えておりました。現状でもテーラー様のお取引は数社ございましたが、今回はオーストラリアのアパレルブランド様よりご依頼頂き、上記の様なシャツを生産させて頂きました。今までは言語の壁が個人的にはかなりの難関でしたが、話題のChatGPTのおかげで、スムーズな意思疎通が行なえ、今回のご注文に繋がりました。

提携のオーダーシャツ工場のサービスを活用し、ブランド様のこだわり部分を調整を行い製品化しました。画像を見ればわかる様にカジュアルなシャツですが、イレギュラー対応を聞いてくれる工場なので、わざわざオリジナルパターンを作成する事無く、初期投資無しで、生産できる点、Made in japanの品質も気に入って頂けております。



【太陽の塔】

先日の3連休を利用し帰省した際、大阪の万博記念公園にある太陽の塔に行ってきました。間近に見たのは30年ぶり位でしょうか。以前は見慣れたその光景も久々に見た実感として、その異物感・存在感は、東京タワーやスカイツリーに勝るものがありました。

今回の目的は、塔の内部に入ること。
万博閉幕以来、内部には入れませんでしたが、2018年に48年ぶりに一般に公開がスタートしており、ずっと機会を伺っていました。

メインオブジェの生命の樹

地階からオブジェの廻りを階段で上がっていきます。
鉄鋼製で造られた高さ約41メートルの「生命の樹」、樹の幹や枝には大小さまざまな292体の生物模型群が取り付けられ、アメーバーなどの原生生物からハ虫類、恐竜、そして人類に至るまでの生命の進化の過程を表現してる壮大なオブジェがあります。

党の左右に突き出している両腕の内部になります。
ライトアップで色味は常に変化していきます。まるでSF映画の中にいる様な光景でした。
中央に階段がありますが、当時は腕の先に出口があった様でそこに繋がっていた様です。

背面・過去の象徴黒い太陽

岡本太郎作品は絵画やオブジェ等全てから常にエネルギーを感じますが、太陽の塔は別格かもしれません。大きさもさる事ながら、高度成長期の真っ只中で開催された背景も有り、その当時の日本と日本人のエネルギーが相まって感じれる様なそんな作品でした。
大阪中心から少しアクセス悪いですが、お近くに行かれた際は是非お立ち寄りください。

新世界の風景

もうひとつおまけに。一緒に行った妻が行きたいというので、関西出身で身近にありながら行った事のなかった新世界にも行きました。何十年か前はやばい街ということで、近寄りませんでしたが、今は観光地として人気となり、見かける人もほとんど海外の方でした。
こちらも名物は、串カツと、かすうどん。たこ焼きもありました。THE大阪の雰囲気を感じれると思いますので観光コースに取り入れてみるのも良いかもしれません。


以上如何でしたでしょうか。
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メンズスーツやレディーススーツ、ドレスシャツ、ジャージースーツ、コートなどの縫製サービスについてのお問い合わせは株式会社ヤマモト縫製部まで、BtoB向けオーダーブランド【GX】展開中です。