今回はオーダーシートについて書いていきます。
めちゃくちゃ大切
言うまでも無いですが、スーツやシャツのオーダーシートは本当に大切なものです。
めちゃめちゃ大切です。
工場に送ったあとに不備が見つかれば、確認作業がはいってしまって、一度返却されてしまい納期が延びてしまうことも……
また、オーダーは一度工場に送ってしまうと追記での仕様変更や寸法変更は基本的に出来ません。
※工場様は何百着というオーダーの中から、探し出して訂正をかけることになります。非常に困難ですし、トラブルのもとになります。
責任を持って記入・確認する!これにつきます。
ヤマモトとして
ヤマモトは工場とテーラー様を繋ぐ窓口業務なので、基本的には不備があってもオーダーシートに書き加えることはしません。
ただ、不備に気が付けばテーラー様に確認後、必要であればこちらで訂正していきます。
※箇所が多ければ返却し再度オーダーシートを書いて頂いています。
すでに弊社で職出しされているお客様は体験したことがあると思いますが、確認事項があれば電話やメールで確認していきます。
細かいことで「そんな事聞いてくるなよ」なんて言われる時もありますが、オーダーシートは何よりも大切なものです。
少しの書き間違いや不備でも、出来上がりの商品が大きく違う時があります。
書き方がわからない場合などは、遠慮なくお問い合わせ下さい!
よくある確認事項
ここでよくある確認事項について書いていきます。
◆オーダーシートに生地番号が書いてない
◆オーダーシートに記載されている番号と実際の生地番号が違う
◆パターンが記入されてない
◆寸法の記入漏れ
◆仕様の選択項目がチェックされていない
などなど
単純なことですがよくあります。
特に生地番号については、オーダーシートと生地を正確に合致させる唯一の項目です。
沢山のお客様から生地が届きますので、間違いを防ぐためにも確認します。
※【生地の手配ミスで全く違う生地が届いてしまって、オーダーシートの生地番号の確認で間違いが発覚する】というのはホントによくある話です。
テーラー様から生地を送って頂く場合も、タグなどを付けて頂き番号やお客様名を記載して頂ければと思います。
今回はオーダーシートについてとよくあるトラブルを書きました。
もちろん人間なのでうっかりミスはあります!※私もそんな事ばっかりです(^q^)
オーダーシートの詳しい書き方は過去の記事にあります。
それぞれをご覧下さい!
メンズスーツやレディーススーツ、ドレスシャツ、ジャージースーツ、コートなどの縫製サービスについてのお問い合わせは株式会社ヤマモト縫製部まで、お気軽にお問い合わせください。
縫製部の福田です。
銀座のテーラーにて職人見習いを経てヤマモトに。