夜の正礼装タキシードの襟型について書いていきます。
種類
ピークドラペル
ピークド『尖った』という意味の襟型になります。
タキシードは燕尾服が原型になります。
燕尾服は最もフォーマルな装いですので、そこから簡略化されたタキシードの襟もピークドラペルになっているのです。
そういった理由からヨーロッパではタキシードはピークドラペルにすることが多いようです。
男性的で、威厳あふれる印象を与えてくれるでしょう。
シングルジャケットのイメージがありますが、ダブルジャケットでも大丈夫です。
ショールカラー
別名を『ヘチマ襟』ともいいます。
上襟、下襟の切り返しがなく丸くカーブを描きながら作られた襟になります。
その昔スモーキングジャケットからの流れを組んだ襟がショールカラー(ガウンのような襟)だったので、少し砕けた印象を与えるかもしれません。
アメリカではショールカラーの方が主流のようです。
柔らかく、ソフトな印象を与えてくれるでしょう。
男性の場合は、ショールカラーはビジネススーツの襟型ではあまり見かけないので、パーティーなどで着用すれば特別感を演出してくれるかもしれません。
使う素材
襟部分に使う素材も決まっています。
拝絹
光沢のある拝絹はよりフォーマル感を演出します。
基本的にタキシードは夜に着用する正礼装です。
照明などで光を反射し、より華やかな印象を与えます。
まだまだ暑い日が続きますが、秋は結婚式などが増えてくる季節です。
オケージョン対応する際の参考にどうぞ。
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