2023年8月号_GXニュースレター ~オーダーラインでの既製品好調~



GXBlog編集部のフクノブです。毎月新しいNewsをお届けする【GXニュースレター】。2023年8月号です。
オーダーアイテムの受注窓口を行っている現場から、オーダースーツ市場の最新状況をお伝えしていきます。


【2023年7月のオーダー状況】

オーダー受注状況

猛暑の7月でした。その為か、受注に関しては初旬には6月の好調の流れもあり順調にオーダーを頂けておりましたが、中盤あたりよりガクッとご注文が減った月でした。7月はオーダーが減る月ではありますし、この暑さですと中々スーツを仕立てようという気分にはならないですが、後半の方にはかなり減速したという印象です。結果としては例年並のオーダー受注数となりました。

内容としてましては、夏物のオーダーも急ぎ希望で!というものもあれば、秋冬ものもちらほら目立つ様になってきました。

工場ジェンツも今現在はかなり仕掛も薄くなっておりますので急ぎの相談にも乗ってくれますので、もしお急ぎのお客様がいらっしゃいましたらお気軽にご相談下さい。

また、7月はオーダーラインを活用した既製品案件を多くご注文頂いたのが印象的でした。


オーダーライン活用の既製品が増えてます

製品化イメージです。

テーラー様からのオーダー以外にも、アパレルブランド様からの、オーダーラインを利用した既製品案件のオーダーのご注文が増えております。

国内工場の減少で、既製品工場はどこもキャパがいっぱいの状況が続き、生産背景確保は、アパレル様にとっては大きな問題となっております。

そこでオーダー工場の工場パターンを活用し、既製品生産をされるお客様が増えてきました。工場パターンでは出来る事も限られますが、知恵とセンスを活かせばブランドの特性を出せる商品が生産出来る事を目の当たりに、興味深く拝見しております。

特にシャツに関しては自由度も高いので、自社でパターンや資材を手配して生産するといった手順を飛ばして生産出来るので、手間と時間を省け有効に生産が出来るかと思います。

その他、コートや店頭販売用のドレスTシャツのご注文も頂いております。

【お役立ち情報】

オーダーシャツ・芯地バリエーション

先日お客様よりオーダーシャツの芯地のバリエーションのお問い合わせを頂きまして、改めて工場に確認しましたら、認識以上にバリエーションがありましたのでご紹介させて頂きます。

上記の画像は、芯地サンプルの実物になりますが、販売も可能ですのでご入用であれば、お申し付け下さい。

トップヒューズ: スーパーソフト・ソフト・レギュラー・ハード・スーパーハード
仮接着: スーパーソフト・ソフト・レギュラー・ハード・スーパーハード
フラシ: スーパーソフト・ソフト・レギュラー・ハード・スーパーハード
カジュアル芯(N1544):1種類(スーパーソフト)

上記のバリエーションが全てです。
稀にカジュアル仕様のシャツの芯地を無しにして欲しいというご要望頂きますが、工場では芯を貼らないということが出来ないので、その際は、カジュアル芯(N1544)を使用頂くと良いかと思います。貼ってるか貼ってないかわからないほど薄い為、無しと同等に仕上がります。


【秋冬の向けてコートのご準備を…】

御幸ファクトリーのオーダーコートのご紹介です。
パターンオーダーにはなるので、体型補正等はある程度制限されてしまいますが、バリエーションも多く、価格も納得感のある価格帯ですので、お客様にも販売しやすいオーダー商品かと思います。

まだまだトレンドはゆとりのあるものが継続されるので、この秋冬もダブルのコートが気分ではないでしょうか。

ダブルアルスターコート

「衿」ピークトラペル・バルカラー
「ポケット」ナナメ・チェンジ付・アウト・ナナメ箱・フレームドパッチ
「袖口」袖ダブ・ターンナップ
「裏仕様」アンコン・背抜き
サイズ展開」4体型、各24サイズ パターンオーダー展開

ラグランコート

「衿」ノッチのみ
「ポケット」ナナメ箱のみ
「袖口」袖ダブのみ
「裏仕様」総裏のみ
※フライフロント仕様可能
「サイズ展開」4体型、各24サイズ パターンオーダー展開

Pコート

Pコートはデザイン変更は出来ません。
「サイズ展開」42~58サイズ パターンオーダー展開


【ガウディとサグラダ・ファミリア展】

人生で一度は行ってみたい場所、まさにそんな場所ではないでしょうか。サグラダ・ファミリア。
その展覧会が東京都国立現代美術館で開催されてましたので行ってきました。

言わずと知れた「未完の聖堂」ですが、完成が見えてきた様ですね。

展示内容は、ガウディの図面、ドローイング、模型、家具、映像等盛りだくさんでした。建築関連の事は難しく途中で萎えてしまいましたが、サグラダ・ファミリアの素晴らしさだけは感じ取れたかと思います。

日本人、外尾悦郎氏による彫刻実際に設置されていたもの。

1番印象的だったのは、上記の彫刻もそうですが、映像で、聖堂を外側から内側まで見せてくれるのですが、長い年月をかけて建てられたその建築は想像以上の壮大なスケールで圧巻でした。

週末に行ったのですが、かなりの混雑でした。入場制限もされておりますが、中に入っても人が多く展示物の前に行くまでにも一苦労しますので、行く際は朝一に行かれる事をおすすめします。

我々、紳士服業界ですと、PITTI UOMO~スペインなんて最高のスケジュールですね。



以上如何でしたでしょうか。
商品・サービスの詳細はお気軽にお問い合わせください。



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