ジャージースーツのオーダーシートってどう書くの?~オーダーシート記入方法シリーズ~ジャージー編その2

毎度お世話になっております。GXblog編集部の山佑です。

 

前回のブログ(ジャージー編その1)に引き続きまして、その2をお届けしたいと思います。今回はジャージージャケットの記入方法からです。
少し脇に逸れますが、最近本当にジャージーオーダーのお問い合わせを数多くいただいております。良い悪いはおいといて、業界紙含め連日取り上げられておりますが、カジュアル化という波が広く浸透しているのだな~と思う今日この頃でございます。

さて、それではジャケット編から行ってみましょう!!

 

ジャケット編

 

ジャケット(上衣)の記入方法をご説明していきます。

こちらが、ジャケットのオーダーシートを拡大したものになります。こちらを、

採寸、デザインの①と体型補正の②に分けて、ご説明させていただきます。

 

①_採寸・デザイン(ジャケット)

・モデル:

GXにつきましては、こちらの過去ブログで何度かお伝えさせていただきましたので、ここでは簡単な説明とさせていただきますが、
過去ブログ:「そもそもGXって何?GXスーツって何?」、「ジャージー素材のオーダースーツ」、「ビジカジ対応!快適なオーダースーツ【GXジャージー】

GXとは弊社が拘り抜いて創り上げたオリジナルのパターンの名称です。こちらのオーダージャージーはこのモデル(パターン)がベースとなっております。

・サイズ:

以前のGXスーツの記入方法ブログでもお伝えさせていただきましたので、重複する部分がございますが、

サイズパターンはアルファベットと数字で構成されており、まずはアルファベットの部分は、バストとウエストの差寸(Drop)から成る体型でして、GXには差寸が20cmあるJ体から、Y体(差寸16cm)、A体(差寸12cm)、AB体(差寸8cm)、BE体(差寸4cm)、O体(差寸0cm)と全部で6体型ございまして、この中から体型がより近いものをお選びいただき、その後数字の部分に号数(GXには0号~15号ございます)をお選びいただきます。

上記サイズ表はJ体のサイズスペックとなっており、これがあと5体型ございますので、全96サイズから選択可能ということです。これだけ幅広いサイズ展開ですので、大多数の方のサイズをカバーしているのではないでしょうか。
(バスト(胸囲)、ウエスト(胴囲)、ヒップ(尻囲)の3元寸法はヌード寸法、そこから左の項目(着丈~衿幅)が上がり寸法となります。

そして、サイズパターン選定のポイントがございまして、それは「なるべくサイズ変更が少ないものを選定する」です。理由としましては、パターン、シルエットを崩さないためでもありますし、寸法補正には限界値がございますので、それを超えない(超えれない)ためでもございます。*寸法補正の限界値は、基本”ヨコ”の動きに対してで、タテの動きには規定はございません。
寸法補正限界値: 肩幅 ±2.0cm、半胴(オーダーシートでは中胴半寸) ±2.0cm
こちらをご理解いただき、若干数字的(理数系)要素が加わりますが、サイズパターンの選定を行っていただければと存じます。

そのあと、上衣丈、中胴半寸上がり(ハナ)、背肩巾、右袖丈、左袖丈を仕上がり寸法でご記入いただき、(ヌード)はあくまで任意で、サイズの選定にご利用いただくためヌード寸法をご記入いただければと存じます。

また、ジャージーのサイズ感について、「普通のウール地のスーツと同じでいいの?」や「やっぱり生地が伸びるから、スーツよりもタイト目にしたほうがいいよね?」のようなご質問をいただくのですが、やはりジャージー素材ですので、多少はタイトに作っても良いと思いますが、サイズパターンを1つ下げる(例えば、Y5→Y4で)のは、あまりオススメしません。*あくまでもジャージー『スーツ』という括りでは。

・デザイン(左側):

前釦は3型のジャケットパリエーションからご選択いただき、衿型、衿巾、ベント、フロントカットと選択項目を〇付けてください。
特筆すべき点としましては、衿巾の「普」は”普通”の略で、こちらは上記サイズ表の一番右端にある2B衿幅のことです。ですので、J4サイズにて作られる場合、「普」に〇を付けると8.5cmとなります。*シングルの場合
また、「指定」は上記の衿幅から±1.5cmの範囲でご指定いただけます。

変わって、フロントカットの選択欄ですが、こちらもGXスーツ同様、7が小丸~9が大丸までお選びいただけます。*シングルの場合のみで、ダブルはストレートなのでご指定いただけません。

・デザイン(右側):

袖口から始まる仕様の部分は、特に問題ないと思いますが、最後の項目の「ステッチ」を補足説明させていただきます。*ステッチはミシンステッチのみです。
まずはステッチの有無(入れる/入れない)をご選択いただき、”有”の場合、その横の「St 巾」とはステッチ巾のことでして、通常はピック(端)となりますが、例えば7mmにしたい時などはこちらにご記載ください。また、どのアイテムに入れるかの「JK(ジャケット)」「VS(ベスト)」の選択欄があり、それぞれ入る箇所が決まっておりまして、ジャケットは衿前とポケット、ベストは前端となります。
さらにその下の「PT 前後クリース線」と「PT 前クリース線のみ」は、パンツ(スラックス)のセンタークリースにステッチを入れることにより、クリース線を永続的に消えないようにすることができ、ジャージーのカジュアルながらもドレッシー(よりスーツに近いような)な仕上がりとなる、仕様です。*パンツのステッチのみ有料オプションとなります。

 

まとめ

今回はここまで、次回のその3にてジャケットの体型補正から、パンツ、ベストへと一気に書き上げたいと思います。
ジャージースーツについてのお問い合わせ等ございましたら何なりとお申し付けください。

その他、メンズスーツやレディーススーツ、ドレスシャツ、コートなどの縫製サービスについてのお問い合わせは株式会社ヤマモト縫製部まで、お気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 

 

 

 

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